在日米軍は、米兵の基地の外への外出や飲酒などを規制する「リバティー制度」を今月から強化しました。

米兵による性的暴行事件などが相次いだことを受け、在日米軍司令部は軍人の基地の外での行動を規制する「リバティー制度」を見直し今月から運用を始めました。

対象となるのは日本国内の米軍基地に所属または派遣されている全ての軍人で、午前1時から午前5時までの間基地の外にある“公共の場”での飲酒や、酒を提供する施設への立ち入りを禁止しています。

一方で、基地の外にある自宅やホテルでの飲酒は規制の対象外です。

また、19歳以下の軍人については午前1時から午前5時までの間外出禁止となっています。このほか、司令官の監督責任についても強化していて「性暴力を防止する教育に従わない隊員には自由を与えてはいけない」などと規定しています。