滝のようにゴーゴーと雨が降り続く…
日本気象協会tenki.jpによりますと、非常に激しい雨は1時間雨量が50ミリ以上~80ミリ未満の雨を表しています。これは滝のように降る雨でゴーゴーと降り続くイメージです。また傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり視界が悪くなるため車の運転は危険です。
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。
ただ、実際はまわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。

次に台風に伴う雨と風の動きを3時間ごとのシミュレーションで見ていきます。