山形県に大雨特別警報が出された夜、2人の警察官が命を落とした。
その時現場では何が起こっていたのか…。
大雨の夜から2か月余り、当時の調査を続けてきた山形県警が新たな情報を公開した。
それを含め、当時の状況を振り返る。
7月25日、記録的な大雨となった山形県新庄市で、救助に向かっていたパトカーが流され警察官2人が死亡した。
逆さまになったパトカーは2人が乗っていた車両だ。

殉職したのは、新庄警察署の玉谷凌太(たまやりょうた)警部補(巡査長から2階級昇任)26歳と新庄警察署の佐藤颯哉(さとうそうや)警部(巡査部長から2階級昇任)29歳だ。
玉谷警部補は新庄警察署の真室川駐在所に、佐藤警部は新庄警察署の交通課に勤務していた。