青森県内でも特殊詐欺による被害が後を絶ちません。近年は電子マネーを使った手口が増えているため、十和田警察署がコンビニエンスストアに協力を依頼し、“あるフロアマット”を贈りました。
『「電子マネーを買って番号を教えて」といわれていませんか?』特殊詐欺への注意を促すフレーズが書かれたフロアマット。十和田警察署が被害防止に協力してほしいと十和田市と六戸町のコンビニ22店舗に贈りました。

2日は各店舗の代表に委嘱状を手渡し、被害防止を要請。このあとそれぞれの店舗で電子マネーを陳列するラックの前にマットが設置されました。

十和田警察署 高橋肇 署長
「電子マネーの被害の水際、本当の最後の要がコンビニになりますので、店員さんたちの協力を得て少しでも被害をゼロに抑えていきたい」
2024年に県内では、10月1日でに69件の特殊詐欺被害が確認されていて、被害額は約1億2000万円にのぼります。

十和田警察署ではマットの設置を契機に、各店舗と情報共有を図り被害防止に努めたいとしています。