10月1日にスタートしたRBCのチャリティーキャンペーン「応援18の旅立ち」。児童養護施設・里親家庭を巣立つ人を支援するこの取り組みが始まったのは今から10年前、RBC創立60周年の年でした。

10年目となったチャリティーキャンペーン「応援18の旅立ち」



新たな社会貢献活動として始まった「応援18の旅立ち」でしたが、初年度は周知不足などもあり、寄付金が目標額に届きませんでした。

▽元ラジオカンパニー長 安仁屋聡 RBC常務取締役
「初年度の目標が31名の卒業生に対して1人10万円、310万円を集めようという感じだったが、3分の2くらいまでしか集められなかった。当時の社長と話をして『どうにか』と…」

2015年の寄付金は、足りない分は会社で補填し、子どもたちの支援につなげました。

「18歳」が施設や里親家庭を巣立つときにかかる費用を寄付金で支援


2年目以降はラジオリスナーを中心に支援の輪が広がり、1人当たり10万円だった寄付金も、昨年度は1人当たり25万円と少しずつ増えました。

これまでに、313人、総額4500万円あまりの寄付金を届けることができました。

2020年度からは、RBCのSDGsプロジェクト「つなごう沖縄」の一環として目標額を上回った場合、子どもの貧困問題に取り組む団体にも寄付をしています。