台風17号は午後3時までに温帯低気圧に
台風17号は2日、宮古市の東約300キロを1時間におよそ50キロの速さで北東へ進んでいます。

気象庁によりますと台風17号は、2日午前3時には宮古市の東約300キロにあって1時間におよそ50キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。中心の南東側280キロ以内と北西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

▼台風はこの後、温帯低気圧に変わり、 12時間後の2日午後3時には千島の東の半径65キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は992ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルが予想されます。予報円の中心から半径120キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
▼24時間後の3日午前3時にはカムチャツカの東の半径105キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。台風や温帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%です。
次に台風に伴う雨と風の動きを3時間ごとのシミュレーションで見ていきます。