パリパラリンピックのブラインドサッカーに出場した平林太一(ひらばやし・たいち)選手の報告会が、長野県松本市の高校で開かれました。

■平林太一選手
「みんながいたから今まで頑張ってこられたし、どんな時も頑張ろうと思えました」
自身が通う松本美須々ケ丘高校で開かれた報告会。
平林選手は、全校およそ800人を前に熱い応援へ感謝を述べました。
チーム最年少の17歳で出場した、パリパラリンピック。
高校ではパブリックビューイングが開かれ、同級生などが声援を送りました。
史上初のメダルを目指したパリパラリンピックで、平林選手は、得意のドリブルで再三ゴールに迫り、世界を湧かせました。
しかし、結果は4戦全敗で8チーム中8位。
平林選手も得点を決めることはできず、悔しい結果となりました。
■平林太一選手
「フィジカル的な課題だったり、シュートの課題だったり、いろいろな課題が明らかになってしまった大会だったなと思います。(4年後)ロスでリベンジします。みなさんも一緒に戦ってくれたら嬉しいです」
平林選手は今後も日本代表の強化指定選手として活動し、10月19日には所属する松本山雅B.F.C.の一員として、松本市で開かれる大会に出場する予定です。