宮城県内の多くの企業で1日、来年春に入社予定の大学生などを対象とした内定式が行われました。出席した大学生らが半年後の入社に向けて気持ちを新たにしていました。
このうち東北電力と東北電力ネットワークの内定式では、来年4月に入社予定の大学生や大学院生ら152人が出席しました。
式では砂子田智副社長が「皆さんが未来の東北電力をつくり出していく原動力になることを期待しています」と激励しました。

東北電力と東北電力ネットワークでは、電力の安定供給に向けた技術の継承のため来年春の内定者のうち「技術職」が123人と去年より30人以上多く、全体のおよそ8割を占めています。
仙台市出身 小原梨奏さん(22):
「東北新潟の発展に貢献したいという思いが強いので、東北をもっと盛り上げていきたい」

山形県出身 矢口結翔さん(22):
「カーボンニュートラルの2030年、2050年に向けての目標の達成や、関連した新規事業の実現に携われたら」

東北電力などは、来年春に高校生も含め250人程度の採用を計画しています。