不登校生徒などを受け入れる真庭市で初となるフリースクールが明後日(9日)開講します。目指すのは子どもの自主性を伸ばすことです。

真庭市勝山の病院の2階に設置された真庭市初のフリースクール「ええがぁLABO」です。明後日から中学生の不登校生徒などの受け入れを始めます。

「安心して子どもたちが学べる場所を」と地域おこし協力隊員や子育て中の女性らが企画しました。きょう(7日)は開校を前に実演を交えながら子どもへの接し方などのスタッフ研修が行われました。

「先生も苦手。すごいね、ここまでできた。結構進んだんじゃない?」「一回ちょっと休憩してみるかもう少し勉強してみる?」

(ええがぁLABO 高橋智世代表)
「もしかしたらその子はもう少し挑戦したいかもしれない。最後は必ず選択肢を相手にお渡しするようにする」


こどもの自主性を伸ばせるフリースクールを目指していて、学年に捉われず習熟度に応じた内容を学ぶことができます。タブレットを用いた学習でわからないことは教員免許を持つスタッフがサポートするということです。

(ええがぁLABOスタッフ)
「こどもとのコミュニケーションの取り方を実演を交えて学ぶことができましたので、とても勉強になりました」

(ええがぁLABO 高橋智世代表)
「周りが言うからこうしたいとかではなく、自分の意思で新しい一歩を踏み出せる場所にしたいと思っています」

週に2回開く予定で見学や体験入学も受け付けているということです。

「ええがぁLABO」とは、おかやま弁で肯定を意味する「ええがぁ」という言葉で訪れた子どもを肯定し受け入れたいという思いが込められています。費用は月に8回で3万円からということです。