10月1日は「日本酒の日」です。これに合わせ岩手県大船渡市の酒造メーカーで、今シーズン最初の新酒の出荷式が行われました。

出荷式を行ったのは東日本大震災により陸前高田市で津波の被害を受け、大船渡市に酒造を再建して酒造りを続けている酔仙酒造です。
1日出荷されたのはとろりとした口当たりが特徴の活性原酒「雪っこ」で、式では新酒ができたことを告げる「杉玉」を蔵の入り口につるして、2024年の初出荷を祝いました。

(酔仙酒造 金野連社長)
「米がけっこう溶けたりしているので、甘さが嫌な甘さじゃなくて米の甘さが十分出てきているかなと考えています」

2024年の雪っこは2023年とほぼ同じ11万リットル生産され、岩手県内での販売がスタートしました。