農作業中の事故防止を呼びかけるキャラバン隊の出発式が宮崎市でありました。

このキャラバンは、9月と10月の「秋の農作業安全月間」に合わせてJAグループ宮崎が毎年、実施しているものです。

1日の出発式には、職員およそ400人が参加し、JA宮崎中央会の栗原俊朗会長が稲刈りが始まるシーズンのため、農作業事故に十分注意するよう呼びかけました。

キャラバン隊は、今月23日まで県内を巡回しトラクターでのシートベルト着用や、草刈り機使用中の事故防止などを呼びかけるということです。

(JA宮崎中央会営農振興部 児玉昭人部長)
「農作業の死亡事故が1件でも少なくなるように取り組みを行っていきたいというふうに考えています」

県内では、昨年度、農作業中の事故で6人が死亡し、今年度も8月までに2人が死亡しています。