9月29日(日)広島 vs. 中日(マツダスタジアム)

ホームゲーム5連戦、ラストカードの中日戦―。初回に先制を許しますが、そのウラの攻撃。NPB通算1500試合目の出場となる先頭の 秋山翔吾 が、節目の試合でいきなりツーベースヒットを放ち、チャンスを作ります。

天谷宗一郎 さん
「いい準備ができていました」

続く打席には、9月月間打率3割の2番・矢野雅哉 。打球は、ファーストのグラブをはじき、タイムリーヒット。

天谷宗一郎 さん
「ラッキーな部分はありましたけれど、コンパクトに(バットを)振ろうという意識がすごく見えました」

さらにチーム打点王・小園海斗 がチャンスでしっかりと犠牲フライを放ち、勝ち越しに成功します。

一方、投げては “ドラ1” ルーキー・常廣羽也斗 が登板。毎回のようにランナーを背負いながらも最少失点で切り抜けると、粘りのピッチングで6回を8安打2失点に抑え、プロ2試合目のマウンドでもしっかりと先発としての役割を果たします。

常廣羽也斗 6回 球数94 被安打8 奪三振3 失点2

天谷宗一郎 さん
「しっかりと修正能力が前回よりもついてきていると思うので、自信にしてほしいです」

この常廣の好投を勝利につなげたいカープでしたが、リリーフ陣が一発攻勢に泣き、セ・リーグワーストタイの月間20敗目…。(広島 3-4 中日)球団ワースト記録を更新するも、3位・DeNAとのゲーム差は1.5と、まだプレーオフへの望みはつながっています。

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石田充 アナウンサー
ヒーローインタビューの回数を競う「ヒーローダービー」、貴重な金曜日の勝利を呼びました。サヨナラヒットを放った 末包昇大 選手が、ヒーローでした。9個目ということで、野手の中では非常に多い数ということになりました。