9月28日(土)広島 vs. 巨人(マツダスタジアム)

マジックを1とした首位・巨人の広島での胴上げを阻止したい新井カープ。先発は、10勝を挙げながらも5連敗中の 森下暢仁 でした。

0対0で迎えた4回、森下は、2アウト・三塁・一塁のピンチで7番・門脇誠 に先制タイムリーを打たれてしまいます。

天谷宗一郎 さん
「投球はインサイドを続けて、しっかり投げ切っているんですが、これは打ったバッターをほめなければいけないですね」

9月初の連勝を目指すカープは、直後の攻撃。1アウト・二塁で坂倉。この日、2本目のヒットでリーグトップの14勝を挙げている巨人の先発・菅野智之 からチャンスを作ります。

2アウト・三塁・二塁となり、6番・菊池涼介 。ストレートをとらえ、レフト前へ。菅野との同学年対戦を制し、同点に追いつきます。

天谷宗一郎 さん
「初球ですけど、ここでしっかりと初球を振り抜ける勇気ですよね。こういう姿勢は若い選手に見習ってほしいなと思います」

1対1で迎えた6回、100球を超えた森下。一塁にランナーを置き、4番・岡本和真 との勝負。左中間へ勝ち越しの2ベースを打たれてしまい、6回途中で降板となります。

森下暢仁 5回1/3 球数105 被安打8 奪三振3 失点3

その後、8対1で迎えた9回、2アウト。マウンドには守護神・大勢 が登場します。

実況
「初球を打っていった。しかし、(ゴロを)セカンドが捕ってファーストへ。3アウト。ゲームセット。読売ジャイアンツ、4年ぶり39度目のリーグ優勝をつかみました」(広島 1-8 巨人)

1か月前まで首位を争っていた巨人に目の前で胴上げをされてしまったカープ。くやしさを胸に刻みつつ、クライマックスシリーズ(CS)でリベンジする挑戦権を得るための戦いが続きます。