今年度で閉校する青森県むつ市の小学校で、児童たちの思い出作りにと、職人直伝の「すしづくり体験」が行われました。

体験学習は、県すし業生活衛生同業組合下北支部が2010年からむつ市内の小学校で行なっています。

30日は今年度で閉校する「正津川小学校」の児童たちに、学校生活の思い出を作ってもらおうと開かれ、保護者も加わって職人から手ほどきを受けました。

児童たちは、地元産の「マグロ」や「ヒラメ」などをネタに握りすしを完成させると、早速、味を確かめていました。

児童は
「楽しかった。握っているときにシャリが手にくっついたところ」

「握るのがすごく簡単だなと思いました」
Q.お寿司の出来栄えは何点?
「90点!」

県すし業生活衛生同業組合下北支部 上野裕幸 支部長
「(児童たちの)覚えが早いので、握りの体験なども1個目よりも2個目と、段々上手になっていくのが目に見えてわかるので、すごくよかったです」

正津川小学校は、今年度で閉校しますが、児童たちは学び舎での思い出が増えたことに喜んでいました。