今年6月、大雨による土砂の流入で片側交互通行が続いていた日南市の国道220号の一部区間が、30日夕方から3か月ぶりに全面通行となりました。

ただ、8月の地震による落石で片側交互通行となっている区間では、今も復旧工事が続いています。

日南市宮浦の国道220号では、今年6月、大雨の影響で道路ののり面が崩れ、土砂が流入し、復旧工事のためおよそ300メートルの区間が片側交互通行となっていました。

宮崎河川国道事務所によりますと、落石を防止する防護柵を設置するなど仮復旧工事が完了したため、30日午後5時ごろ、およそ3か月ぶりに全面通行が可能になったということです。

一方、8月の地震で落石があった区間については、現在も復旧工事による片側交互通行が続いていて、全面通行となるめどは立っていません。

宮崎河川国道事務所は「災害のおそれが予見される場合は全面通行止めになることがあるため、通行の際は、最新の規制情報を確認してほしい」としています。