岩手を代表する民謡の一つ、「南部牛追唄」の発祥の地岩泉町で29日、愛好者による全国大会が開かれました。

今回で36回目を迎えた大会には、一般、70歳以上、年少者の3部門にあわせて102人の愛好家がエントリーしました。
「南部牛追唄」は藩政時代、沿岸で取れた塩や海産物を牛を使って盛岡まで運んだ人たちによって歌い継がれたものです。
3部門の中で最も多い48人が出場した一般の部では、力強い歌声を披露した大船渡市の及川久美子さんが初優勝を果たしました。

大会の模様は10月7日、IBCラジオで放送されます。