地震などの災害で停電した際、ガソリンなどの給油に必要な電源を確保する訓練が青森県青森市で行われました。

青森市のガソリンスタンドで行われた訓練は、震度6強程度の地震の影響で、停電が発生したとの想定で行われました。訓練に参加した人たちは、備え付けの非常用発電機を使って給油に必要な電源を切り替えました。そして、緊急車両に給油作業を行ったほか、通常電源へ復旧させる作業など、非常時の手順を確認していました。

※県石油商業組合・大坂功理事長
「給油作業が安心してできるというのが一番の目的だと思うので、災害時にちゃんとできるかというところが一番大切なことだと思います」

県石油商業組合によりますと、県内で組合に加入している324のスタンドのうち、3分の2ほどが非常用発電機を備えていて災害時に給油ができるようになっているということです。