台風11号が通過し、多くの交通機関が通常に戻る中、いまも鉄道の一部などで運転見合わせが続いています。

JRの九州新幹線と山陽新幹線は、午後4時前後から順次運転を再開しました。また、博多と大分、佐賀などを結ぶ特急列車の多くも再開しています。

一方で、鹿児島線や日豊線などを除く在来線の一部では、午後6時現在も運転を見合わせています。

福岡空港発着の空の便では6日、合わせて70便以上が欠航しました。バスでは、西鉄高速バスの福岡から名古屋に向かう便のほか、JR九州バスの福岡と山口・広島・島根を結ぶ便が終日運休です。

海の便では、福岡市営渡船が、能古航路と玄界島航路で、出港の30分前までに運航の可否を判断。博多と壱岐・対馬を結ぶ九州郵船のフェリーも、6日夜の便を運航するか、出港の1時間前までに決定するということです。