防衛省は、鹿児島県の奄美大島や徳之島などで10月23日から行われる自衛隊とアメリカ軍の日米共同統合演習で、宮崎空港を使用すると発表しました。
この演習で宮崎空港が使われるのは初めてです。

防衛省は、10月23日から11月1日にかけ、自衛隊施設や民間空港、それに、鹿児島県の奄美大島などで自衛隊とアメリカ軍による日米共同統合演習「キーン・ソード」を行うと発表しました。

訓練には、自衛隊およそ3万3000人、アメリカ軍およそ1万2000人が参加し、共同の対艦戦闘や、統合防空ミサイル防衛などを行う予定です。

防衛省によりますと、この演習では宮崎空港も使用され、救難ヘリコプターのUH60Jが基地へ戻る際に一時的に着陸するほか、哨戒機P1が燃料を補給するために着陸する予定だということです。

宮崎空港が使用されるのは、予備日も含め2、3日程度で、この演習は今回で17回目ですが、宮崎空港が使用されるのは初めてです。

一方、防衛省は、今回の使用について、特定利用空港の指定によるものではないとしています。