宮崎県内企業の取り組みを国内外に発信します。
環境や社会の分野をテーマに英語の教材を制作している千葉大学の教授が高鍋町の蔵元を訪れ、環境に配慮した取り組みを取材しました。

24日から県内企業の取材に訪れているのは、開発経済学が専門の、千葉大学の石戸光教授です。

石戸教授は、文部科学省の事業の一環で、環境面や社会面などの分野をテーマにした英語の教材動画を制作しています。

こうした中、ジェトロ宮崎は石戸教授を県内へ招待し、一行は、25日、高鍋町の蔵元、黒木本店で焼酎が製造されるまでの工程を見学。

また、焼酎の原料となるイモやコメを栽培している農地では、製造工程で出る焼酎かすを肥料として再利用していることなど、環境に配慮した取り組みを取材しました。

(ジェトロ宮崎 相原君俊所長)
「この大プロジェクトで宮崎の企業を一生懸命PRしたいなというふうに思って、今回、お誘いしてお越しいただいたという次第」

(千葉大学 石戸光教授)
「宮崎のこの県全体の、経済が、少しでもこの有機的なつながりをもって発展していく、そんなことを予感させていただくような、そんな取材のひとときでした」

石戸教授は26日まで県内企業を取材し、その後、教材動画を制作する予定で、動画は来年4月ごろから一般公開され、国内外の大学院で活用されるということです。