要因はニワトリの“夏バテ” 月見商戦も影響
価格の変動が少なく“物価の優等生”といわれるたまご。なぜ高騰しているのでしょうか。
「アキダイ」秋葉弘道 社長
「猛暑によってトリが夏バテしてしまった。卵を産む個数も少ないうえ、一個一個のサイズが小さい」
猛暑の影響でニワトリがエサを食べなくなり、産むたまごの数が減ってしまったといいます。さらに、たまごの価格高騰には、この時期の“風物詩”が影響しているという指摘も。

坂本哲志 農林水産大臣
「“月見商戦”などの季節性の需要が高まった。複数の要因が重なったことにより、価格は上昇傾向にある」
秋の風物詩となった「月見商戦」。たまごを使った商品が人気となり、需要が高まったことも要因の一つだということです。

例年、冬場はクリスマスや鍋などで需要が増える傾向にあるたまごですが、日本養鶏協会は、鳥インフルエンザの発生がなければ年明けから下落に向かうとみています。














