中部電力は9月24日、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)現在運転停止中の4号機で、原子炉機器の冷却水を補給するタンクの水位が低下したと発表しました。漏れ出た可能性が高いとみられ、冷却水に放射性物質は含まれておらず、外部への影響はないとしています。
中部電力によりますと、9月20日午後4時頃、4号機の原子炉機器冷却水系の冷却水を補給するタンクの水位が通常より速く低下しているのを社員が確認しました。冷却水は、原子炉建屋内のポンプやモーターなどを冷やすためのもので、熱交換器から海水側に漏れた可能性が高いと判断したということです。
漏れ出たとみられる冷却水の推定量は約400リットルということで、放射能は含まれていないとのことです。海へとつながる海水の放水口に設置された放射線モニターにも変化がないことから、外部への影響はないとしています。
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