山口県内の農業が抱える課題を解決しようと、西京銀行と埼玉県の農業法人が24日、業務提携を結びました。



西京銀行と資本業務提携を結んだのは、埼玉県に本社を置く中森農産です。

農林水産省の調査によると、県内の農業従事者の数は2010年からの10年間で6割以下にまで減りました。

また、平均年齢は72.3歳と高齢化も進んでいて、安定した米の生産が危ぶまれています。

中森農産は化学肥料や農薬を使わず、単価の高い有機米の栽培や、AIを活用した生産などを行い、成果を上げています。

今回の業務提携では、西京銀行が中森農産に5000万円を出資。

中森農産は県内の事業者へ有機栽培などのノウハウを提供したり、担い手のいない土地を引き受けたりします。

西京銀行 松岡健 頭取
「中森農産のさまざまなノウハウや知恵を活用させてもらいながら、山口県の農業が持続でき、そして成長できる産業にしていきたい」

中森農産 中森剛志 社長
「山口県は全国的に見ても高齢化が非常に進んでいて、農業課題がまさに顕在化している場所。ここで課題解決をするモデルケースができれば、本当に日本の希望になるんじゃないかなと思っている」

中森農産では来年にも、山口市内の農業法人と資本提携を結ぶ予定です。

2社が協力して、農業が抱える課題の解決を目指します。