今年12月の開通を目指し、宮城県女川町の離島、出島と本土の間で整備が進む「出島大橋」で見学会が行なわれました。参加した子どもたちは、舗装前の橋をキャンバスに絵を描いて楽しみしました。

見学会には、女川小学校の児童およそ100人が参加し、長さ364メートルの出島大橋の中央付近まで歩きました。この見学会は、橋の開通に向けて思い出作りをと企画されました。児童たちは、舗装される前の道路に、ペンキやマジックを使って絵や文字を自由に描きました。
児童:
「顔はもう少し大きくてもいいかな」

6年生の2人は、地元に伝わる「獅子振り」と呼ばれる舞いの獅子を表現しました。
獅子振りを描いた児童:
「女川の伝統でもあるし、自分たちもやっているので」

アニメやゲームのキャラクターに、自分の名前、それに、雄大な景色を望むキャンバスに出島大橋を描いた児童も。
出島大橋を描いた児童:
「出島大橋を横から見たものを描いた」
児童:
「みんなが渡る橋に描いたので、人生の中ですごい体験になった」

児童:
「(景色が)けっこうきれいで、海も島もあるので自然豊かだなと思った」

出島大橋は、今年12月19日に開通します。この見学会は、地元の小中学生を対象に26日まで行なわれます。