青森市郊外にある孫内地区で路線バスに代わる交通手段として10月からタクシー車両を使った乗合の実証運行が始まることになり、住民を対象にした説明会が開かれました。
孫内地区では住民の高齢化に伴い朝の路線バスに乗る人が1日に2、3人という日もあるなど利用者が減少し、バスに代わる交通手段として乗合車両の導入を本格的に検討しています。
来月1日からはこの地区も対象にした実証運行が始まることになり、23日は住民説明会が開かれました。
予約は電話かネットで事前の連絡が必要で、きょうは担当者が方法を説明しました。
電話の様子
「Qお電話ありがとうございます。コールセンターです。1人で乗りますか?」
「Aはい、1人で行きます」
「Qお電話ありがとうございました」
「Aどうもありがとうございます」
「Qはい、ありがとうございます」
説明者
「こんな感じで1日の日に電話をしてくれればいいです」
また、希望した住民が乗合車両に乗って最寄りの駅まで移動する試乗体験も行われました。
試乗した人
「バスで来るとすごくガタガタするの。これは良かった」
「乗ってみないと分からない。いいか悪いか」
青森市では利用料金を1回200円と設定し、10月1日から11月30日まで孫内周辺区間のバスを運休にして実証運行を続けます。
そして、利用者の意見を踏まえながら検討を行い、2025年度からの本格運行を目指します。