国内実業団のトップ選手らが実力を競う「全日本実業団対抗陸上競技選手権」が、21日から山口県山口市で開催されました。
トラック競技や投てきなど、延べ1474人がエントリーしました。
2日目となる22日、パリオリンピック10位という成績を残した女子やり投げの上田百寧選手が登場しました。

パリで見せた60メートル超えの投てきはありませんでしたが、6本すべて55メートル以上の安定した力を見せつけました。
女子短距離では県出身の君嶋愛梨沙選手が100メートル予選に出場。地元のファンを沸かせました。
脚の調子が悪かったという君嶋選手ですが、それを感じさせない走りでこの組1位でフィニッシュ。

決勝レースは棄権しましたが、地元のファンに女王の走りを披露しました。
一方、男子100メートルにはパリオリンピック400メートルリレー出場の桐生祥秀選手と100メートルに出場の東田旺洋選手、200メートル代表の飯塚翔太選手。オリンピアンらが実業団ナンバーワンスプリンターの座を争いました。
しかし、決勝ではオリコの宇野勝翔選手が強豪をあっさりかわして10秒09という自己ベストの好タイムで優勝しました。

男子3000メートル障害では、光市出身の菖蒲敦司選手が出場。

4位に入賞しました。
最終日の23日、男子200メートル決勝に姿を現したのは、パリオリンピック4×400メートルリレーのメンバー、佐藤風雅選手、佐藤拳太郎選手です。
序盤から佐藤風雅選手がスピードを上げます。
最後の直線、佐藤拳太郎選手も追い上げますが、リードを保った佐藤風雅選手がそのままゴール。20秒67で優勝を果たしました。

女子100メートルハードル決勝には福部真子選手、田中佑美選手などこちらもパリオリンピックで活躍した選手が登場。
レースはこの2人の譲らぬ戦いとなりますが、福部真子選手が優勝を決めました。

そして男子800メートルに出場したのは、美祢市出身で元日本記録保持者・源裕貴選手。
序盤は落ち着いたペースで1周目は3着をキープ。2周目に入ると追い上げます。
記録は1分49秒25、2位と0・03秒差という大接戦をものにして優勝しました。

NTN 源裕貴 選手
「最後1位でゴールできたんですけど、ゴールしたときに高校3年生の県総体を思い出したレースだったなって。地元を楽しんで走れたのでよかったです」
源選手は来年東京で開催される世界陸上への出場を目指して、調整を続けるということです。














