そしてきのうの大会本番。佳子さまは手話であいさつされました。

「手話を含む様々な言語、聞こえないこと、聞こえにくいこと、自分とは異なる背景や状況に対する理解が深まることを願っています」
全国高校手話パフォーマンス甲子園は手話言語条例を制定する鳥取県が、高校生のパフォーマンスを通してその魅力を広めようと2014年から開いています。
今年は全国から予選を勝ち抜いた16チームが出場。米子東高校・鳥取城北高校・松江ろう学校といった山陰勢も日頃の練習の成果を披露しました。
その結果、演劇・コントなどの部門では熊本聾学校が優勝。ダンス・歌唱部門では、大阪の久米田高校が優勝しました。

演劇・コント・ポエム等部門優勝 熊本聾学校の生徒
「(佳子さまが)真剣にお話を聞いてくれてすごいありがたい気持ちになりました」
また、能登半島地震や今回の豪雨で被害を受けた石川県のチームには、開会に先立ち、義援金と他の参加チームからの応援メッセージが贈られました。