岩手県内の稲刈りの進み具合は、19日時点で県全体で28%となっていて、去年よりも8日ほど早く稲刈りが進んでいます。

県によりますと、県内の稲刈りの地域別の進捗率は、「東部」が42%、「北上川上流」が29%、「北上川下流」が27%、そして「北部」が22%となっています。県全体の進捗率は28%で、去年の同じ時期を6ポイント上回っていて、去年よりも8日ほど早く稲刈りが進んでいます。県によりますと、生育状況は猛暑で早まった去年並みですが、今年は雨で稲刈りができなくなる気象条件を踏まえて、開始時期が早まっているということです。

県は米の品質確保のため生育状況や天候を踏まえて速やかに刈り取るよう呼びかけています。