21日から始まった秋の交通安全運動に合わせ、宮城県白石市で安全運転などを呼びかける催しが開かれました。
白石市福岡の「こじゅうろうキッズランド」では、23日午前、白石警察署の署員ら10人が家族連れらに安全運転を呼びかけるチラシや反射シールを配りました。

また会場には、パトカーのほか災害現場などの悪路でも救助活動ができる高性能救助車「ウニモグ」が展示され、子どもたちが実際に乗り込んだり写真に収めたりしていました。

白石警察署 佐藤大樹交通課長:
「これからの時期は、秋の行楽期を迎え観光客が増えることが考えられる。ぼんやり運転や集中力を欠いたような運転をすることがないように、運転手には気をつけて欲しい」

県警によりますと、県内で今年に入り交通事故で死亡した人は31人で、そのおよそ6割は65歳以上の高齢者です。今年の秋の交通安全運動は、「早めのライト点灯」や「飲酒運転の根絶」などを重点目標に、9月30日まで行われます。