8月、青森県弘前市の53歳の職員が酒気帯び運転の疑いで警察に検挙され、市は、この職員を20日付で懲戒免職処分としました。

弘前市人事課 福士太郎 課長
「市政に対する市民の皆さまの信用を著しく失墜させるものであることから、懲戒処分に至ったものであり、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」

弘前市役所によりますと、総務部人事課の53歳の男性職員は休職中だったところ、8月1日~翌日にかけて市内の飲食店などで「ビール」や「焼酎の水割り」合わせて9杯ほどを飲みました。

その後、午前4時過ぎに店を出て車を運転したところ赤信号を無視して走行し、取り締まり中の警察官に停止を求められたということです。

警察が調べたところ、基準の値を超えるアルコールが検出されたため、男性職員は酒気帯び運転の疑いで検挙されました。

男性職員は検挙当日に市に申告し、市は9月20日付で、この職員を懲戒免職処分としました。

弘前市によりますと男性職員は、2年前の2022年4月から病気療養のため休職中だったということです。