あすから「秋の交通安全県民運動」が始まるのに合わせ、きょう山形市では出発式が行われました。
県内では人身事故が減ってきている一方で、飲酒運転の検挙が増えています。
児童「飛び出しは絶対しません!ストップのお約束を守ります!」

県内では日没が早まり、夕暮れどきの事故が起きやすくなるこの時期に合わせて毎年、「秋の交通安全県民運動」が行われています。

このうち、山形市役所で行われた出発式には、交通安全を呼び掛ける団体などおよそ80人が参加しました。

警察によりますと、今年、きのうまでに県内で起きた人身事故は1680件と、去年の同じ時期に比べて256件少なくなっています。
しかし、飲酒運転で検挙された人はおとといまでに134人と去年に比べ9人増えています。

きょうの出発式では飲酒運転の撲滅のほか、夕暮れどきに早めにライトを点灯するよう呼びかけることなどが確認されました。
山形市市民生活部 市民課 齋藤駿伍 主事「車の運転手には早めのライト点灯をしていただき、歩行者には夜光反射材を身に着けていただいて横断歩道を渡る際は交通ルールを守って横断していただければと」

秋の交通安全県民運動は、今月30日までで、期間中、街頭で呼びかけなどが行われるということです。
