〈大相撲秋場所・十三日目 20日 東京・両国国技館〉

単独首位を独走する西十両十一枚目の尊富士(25=伊勢ヶ濱)は「大相撲秋場所」の十三日目。

西十両二枚目の獅司(雷)との一番を「突き落とし」で制して、白星をあげた。

これで尊富士は12勝1敗。このあと予定されている東十両筆頭・千代翔馬(九重)と東十両十一枚目・友風(中村)の一番で、もしも千代翔馬に土がついて敗けることが、尊富士の十両優勝が決まるため、注目が集まっている。

【十両の成績】
1敗…尊富士(西十両十一枚目・伊勢ヶ濱部屋)
3敗…千代翔馬(東十両筆頭・九重部屋)

【基本情報】
尊富士 弥輝也(たけるふじ・みきや)は青森県五所川原市出身の25歳。木造中学-鳥取城北高-日大を経て伊勢ヶ濱部屋に入門。3月の春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たしたが、右足首のけがのため、5月の夏場所は全休。十両に陥落した7月の名古屋場所は初日から休場し、中日の8日目から途中出場して2連勝したが、再休場していた。