自転車の交通ルール遵守などを重点目標に秋の交通安全運動が21日から全国一斉に始まるのを前に、仙台で出発式が行われました。

20日、宮城県庁で行われた出発式には、警察や関係機関などからおよそ350人が参加しました。今年の秋の交通安全運動は、歩行者の交通事故防止や自転車の交通ルール遵守などが重点目標になっています。

細田正県警本部長:
「道路を利用する一人ひとりが、基本的な交通ルールの遵守とマナーの向上に努めるよう取り組んでまいります」

細田正県警本部長

県内では今年に入ってから、交通事故で31人が死亡していて、このうち高齢者が19人と半数以上を占めています。また、2輪車や自転車の事故が大幅に増えているということです。

県警では、これから日没が早まるのに合わせ歩行者に反射材の着用、自転車や車には早めのライト点灯を呼びかけることにしています。秋の交通安全運動は21日から9月30日まで行われます。