なぜ事故は起きたのか
捜査関係者によりますと、松本被告は、事故の前日の午後5時ごろに、熊本市中心市街地にある勤め先の飲食店に車で出勤。その後、日付が変わって15日の午前1時半ごろまで働いていました。その仕事中に酒を飲んでいたということです。

松本被告は仕事後に車で知人の家など2か所に立ち寄ったとみられています。
そして仕事を終えてから約3時間後の午前4時15分ごろ、帰宅中だった松本被告は、前を走るトラックに追突。その直後に猛スピードでバックし、道路を逆走し始めます。

事故現場の手前、数百メートルの場所にある防犯カメラの映像でも、そこから150mほど離れた場所の防犯カメラでも…バック走行で逆走する松本被告の車が映っていました。

バック走行をした理由について警察に「飲酒がばれるのが嫌で逃げるために必死だった」という趣旨の話をしていたということです。