今月12日に山形県白鷹町の簡易郵便局に包丁を持った男が押し入って、現金100万円を奪った強盗事件で、男は現在も逃走しています。

警察では、男が郵便局を出た後、乗り物など別の移動手段を使い逃走した可能性があるとみて、調べを進めています。

この事件は、今月12日の午後2時45分頃、白鷹町中山の白鷹簡易郵便局で男が70代の女性局長に包丁を向け「金を入れろ」と脅し、女性局長がレジ下の金庫から取り出しバッグに入れた現金100万円を奪って逃げたものです。

警察によりますと、男は青色系の襟付き半袖シャツに灰色系のズボン、薄茶色のキャップに白色の軍手をしてマスク姿でした。

メガネはかけておらず、黒の運動靴をはいていました。

男の年齢は40代以上とみられています。

犯行後、男は郵便局から南の方向に走って逃げましたが、警察ではその後、男が乗り物など別の移動手段を使い逃走した可能性も含め捜査しています。

警察によりますと、地域住民からは、当時、現場近くでシルバーの普段見かけない車を目撃したという証言もあったということで、警察では聞き込みのほか、防犯カメラの映像を解析するなどして、逃げた男の行方を追っています。