新型コロナウイルスの感染者数について、福島県内では4週連続で前の週を下回りました。その一方で、手足口病やマイコプラズマ肺炎などの感染が拡大していて、県が注意を呼びかけています。
県によりますと、9月15日までの1週間に県内82の医療機関で確認された新型コロナウイルスの感染者は1医療機関あたり9.54人で、前の週と比べて1.79人減りました。
地域別では郡山市が15.62人と最も多く、次いで会津が10.80人、いわき市が10.15人などとなっています。
一方、手足口病は1医療機関あたり8.37人で、前の週よりも2.78人増え、警報レベルが続いています。相双は21.75人で最も多く、福島市が14人、福島市を除く県北で12.2人などとなっています。
また、全国的に流行が続いているマイコプラズマ肺炎も1医療機関あたり2.14人で、今年最多となりました。
県は、手洗いの徹底や、定期的な換気など、基本的な感染症対策をとるよう呼びかけています。














