実りの秋です。

山形県山辺町の幼稚園では、きょう、園児たちが鎌を使って稲刈りに挑戦しました。

園児2人「とれたー!」

稲刈りに挑戦しているのは、山辺町のゆりかご幼稚園の年長の園児たち、50人です。

園では、米作りを通じて食の大切さを学んでもらおうと4年前からコメの田植えから収穫まで園児たちの手で行っています。

園児たちは今年5月、園のそばに広がる30アールの田んぼで「雪若丸」の田植えを行っていて、きょうは、待ちに待った収穫日です。

地元の農家も参加して園児たちは鎌の使い方を教わりながら、大きく育った稲を
しっかりとつかみ、次々と刈り取っていきました。

園児「(Q.たくさんとれたね!)2回目とれた!嬉しい!」

園児「初めて(収穫した)楽しい!」

園児「5コぐらいとった!」

収穫したお米、みんなは何で食べるのかな?

園児「納豆!」

園児「梅干し!」

松浦亜実 記者「刈り取った稲は子どもたち自らリレー形式で運んでいきます」

チームワークもばっちりです!

天日干しをする場所まで声を掛け合いながら運んでいました。

農家「子どもたちの笑顔を見て、元気をもらって稲刈りができている。おいしく食べていただけることが生産者にとってもすごく励みになることだと思うので嬉しく思っています」

きょう、園児たちが収穫したコメは2週間ほど天日干しした後、来月行われる園の芋煮会でみんなで食べるということです。