残暑、というには暑すぎる秋。本来なら、この季節は朝晩は秋の涼しさを感じられる季節ですが、繁華街では「秋はどこへ?」との声も聞かれました。そうした中、夏に食べたくなる、定番料理が期間を延長して提供されています。

暑さ続き、夜も気温下がらず

山口県内で観測史上最も遅い猛暑日を観測した16日。最高気温が36.2度だった山口市では、夜も気温が下がりませんでした。午後8時時点で29.4度。蒸し暑さがこたえる夜でした。

街の人
「9月だと、少し涼しやすくなる季節でしたけど、今年はすごいですね暑いですね。秋はこないのかという感じがする」
安達誠 記者
「複数の飲食店が並ぶ湯けむり横丁です。ここは屋外で飲食をすることもできるんですが、きょうは暑いからでしょうか。外に出ている人の姿はありません」

テラス席がある飲食店でも、来店客は屋内を選んでいました。


「やっぱりエアコン効いていないと、そりゃそうでしょ。暑いですね、ほんとね」

外で快適に飲めるのはもう少し先になりそうです。山口市の湯田温泉の足湯には、人が集まっていましたが…。

大学生
「夕方来たときは明るくて、夜になったら涼しくなると思ったんであとで行くかってみんなに言ったんですけど、いざ来てみたら入れなかったっていう」

涼しくなってからと日没後に来てみたものの、蒸し暑い中で熱いお湯に入る気にはならなかったそうです。

暑さはきょう17日の日中も続き、JR山口駅前を歩く人は日傘を差して強い日ざしを避けていました。きょうの最高気温は、岩国市広瀬で36.8度、山口で35.9度、岩国市玖珂で35.6度と3つの地点で猛暑日を観測しました。

夏の定番料理を期間延長で販売

そうした中、夏に食べたくなる、定番料理が期間を延長して提供されています。
山口市内の飲食店では夏の定番メニューが今も人気です。

安達誠 記者
「この店では暑すぎるということで、あるものが販売延長になっているんです。それがこちら、冷やし中華です」

山口市朝田にある「中華そば深水」では冷やし中華の販売は、当初、8月いっぱいと決めていましたが、あまりの暑さに1か月間販売を延長することを決めました。


「もう夏になってから冷やし中華が多いですね。いつ涼しくなるのかな、でも暑い間は冷やし中華かなって思ってます」

店によると、今年の暑さで冷やし中華人気は高まっていて、去年と比べて1.5倍ほど売れているということです。

中華そば深水 藤重和美 店長
「9月中旬、普通でしたら朝晩でも肌寒くなる時期なんですけど、まだまだ暑いですので、冷やし中華をたくさん食べてもう少し残暑を乗り越えていただければと思っています」

山口では、この夏、猛暑日を観測した日はきょうで46日。最多記録を更新し続けています。秋の気配が見えないまま、9月も半ばを過ぎました。