岩手県は17日、岩手県議会9月定例会に提案する補正予算案を発表しました。

8月の台風5号被害の復旧費用や、参院岩手選挙区補欠選挙の経費が盛り込まれています。
発表された一般会計補正予算案は、合わせて11億2800万円を増額するものです。

このうち8月の台風5号被害の復旧事業に、合わせて7億3700万円が盛り込まれています。被災した道路や河川、漁港の回復に向けた費用に充てられるもので、当初予算に計上済みの事業費を合わせておよそ21億円を復旧費用に確保しているということです。

さらに、10月の参院岩手選挙区補欠選挙にかかる経費として8億2000万円が計上されます。
また、達増知事は17日の会見で8月15日から9月2日までの間に、岩手県内で発生した大雨による被害の予算措置について、次のように述べました。
(達増拓也岩手県知事)
「急いで対応するべきことなども見えてきているので、9月定例会中に追加提案できるように準備していきたい」

17日発表の補正予算案は、9月25日開会の県議会9月定例会に提案されます。