岩手県内は実りの秋を迎えています。
奥州市で、2024年収穫されたコメの品質を調べる検査が始まりました。

奥州市胆沢のJA岩手ふるさとの倉庫では、17日検査が始まるのを前に、神事で豊作と収穫の安全を祈願しました。
倉庫に集められたのは、奥州市内で収穫されたばかりの「銀河のしずく」や「ひとめぼれ」などおよそ60トンです。

初検査では、検査員がコメの入った袋からサンプルを取り出し、粒の色や形、害虫による被害がないかを丁寧に確認していました。
JA岩手ふるさとによりますと管内のコメは、台風や高温の影響が懸念されたものの収穫は順調で、2024年は去年の集荷量を上回る3万6000トンの出荷を目標に掲げています。

17日検査されたコメは一度冷蔵庫で保管された後、早ければ10月上旬に、県内を中心とした市場に出回るということです。