香川県坂出市は、きのう(12日)までに市内の保育所や小中学校、公園など28の施設で特定外来生物のセアカゴケグモが128匹見つかったと発表しました。すべて殺処分されています。
今月5日、坂出市の加茂こども園で4才の男の子がセアカゴケグモにかまれた事案を受けて市が公共施設を調査してわかったものです。それによりますと、セアカゴケグモは、保育所や小中学校、公園など加茂こども園を含む28の施設で成虫が128匹、卵のうが402個見つかりました。
すべて殺処分されており、新たな被害は報告されていないということです。坂出市は、セアカゴケグモを見つけたら絶対に素手ではさわらず、自宅などで発見した場合は殺虫剤の噴射や、つぶすなどの方法で駆除するよう呼びかけています。