裁判で検察は、「田賀被告はこれまで働いてきた職場の同僚などから受けた叱責や、消防団の活動に対する嫌味などにストレスを抱え、副分団長としての仕事にも
ストレスを募らせた」としました。
そして、「ストレスの解消や職場を困らせる目的のほかにも、家族や元同僚に消防団として働く姿を見せることで自身を認めてもらおうとして、放火に及んだ」と指摘しました。

一方弁護側は事実関係について争う姿勢を示しませんでした。

裁判では田賀被告が別の放火事件について、今月中に追起訴されることも明らかにされました。
次の裁判は、来月30日に開かれます。
