イギリス生まれの青りんご=ブラムリーが旬を迎え、長野県小布施町では恒例のフェアが行われています。
鮮やかな黄緑色のリンゴ。
「クッキングアップルの王様」とも呼ばれる調理用リンゴ=ブラムリーです。
イギリスの少女が200年以上前に鉢に植えたリンゴの種が、たまたま発芽してできた品種で、イギリスには今でもその原木が残っているといいます。
ブラムリー農家 荒井茂生(あらい・しげき)さん:
「味はとにかくすっぱいリンゴですよね、日本になかったような、酸味の強いリンゴ」
25年程前から、小布施町でブラムリーを栽培している荒井茂生さん。
荒井さん:
「ブラムリーはほっぺったが膨らんだような感じのリンゴですね。ブラムリーは本当に平べったくてかわいらしいリンゴですよね」
そもそもなぜ、小布施町でブラムリーが栽培されるようになったのでしょうか。
きっかけは、1991年に荒井さんの叔父にあたる豊(ゆたか)さんが、イギリスから、接ぎ木するためのブラムリーの穂木(ほぎ)を譲り受け、栽培を始めたことでした。
荒井さん:
「(当時)リンゴの価格が非常に安かったんです。叔父としてもリンゴ農家を少しでも助けることができたらいかなということで」
異国の地から来たリンゴの栽培は難しく、当時、農家や町の関係者などが2回に分けて研修のためイギリスを訪れました。
そこには、茂生さんの姿も…
荒井さん:
「それで試行錯誤しながら、最初は数人で穂木を大事に増やしながら、1年1年、今年はこうだったから来年はこうしようということで、少しづつブラムリーの性格がだんだんわかってきたような感じですね」
イギリスの栽培方法を参考にしながらも、日本に合った接ぎ木の方法などを町全体で研究し栽培を続けてきました。
荒井さん:
「世の中でブラムリーを非常に好きな人も必ずいる。長い目でずっと続いていってくれればいいかなと思います」
小布施ブラムリーを広めようと、町内の21の店が参加し、この時期恒例のフェアが今年も開催中です。
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