株などの取引で利益が得られると嘘の投資話を持ち掛けられた男性が、約1300万円をだまし取られる事件がありました。
警察によりますと今年5月、沖縄本島南部に住む40代の会社員の男性が、SNSで著名人をかたる広告にアクセスしたことをきっかけに、株や暗号資産の取引で利益が出るという投資話を持ちかけられ、連絡担当員を名乗る男の口座に11回にわたって、約1300万円を振り込みました。

男は男性に利益が出ていると話していましたが、男性が利益の出金を求めても男は応じなかったということです。
県内でSNSを悪用した投資詐欺は今年8月末時点で60件、約7億5000万円の被害が出ていて、そのほかにも還付金詐欺などの特殊詐欺事件が多発しています。警察は「実際に会ったことのない人から金の話をされて不審に感じた際は、家族や友人、警察に相談してほしい」と呼びかけています。