去年4月仙台市内に開校した夜間中学校で、10日、来年度の入学希望者向けの説明会が開かれました。
若林区の仙台市立南小泉中学校夜間学級の説明会には、入学希望者やその家族など8人が参加しました。
仙台市立南小泉中学校五十嵐秀樹校長:
「改めて学びたいという思いに応える学校となります」
夜間中学校は家庭の事情や不登校、病気など様々な理由で十分に学べなかった人を対象とし全国に53校が設置されていて、去年4月に東北で初めて仙台に開校しました。
生徒は、平日の夜に昼間の中学校と同じ教科を学びます。
働きながら通うことができ、授業料や教科書代はかかりません。

説明会に参加した人:
「どうしても学校に通えない時期があったので、いまは体調がよくなったのでもう一回勉強したいなあというふうに思ってます」
現在、学校にはあわせて19人が通っていて、来年の募集人数は20人程度を予定しているということです。
説明会は10月と11月にも開かれます。