公明党の山口代表がきょう会見を開き、今月18日告示の代表選には出馬せず、退任する考えを表明しました。
公明党 山口那津男 代表
「この度の公明党の代表選挙に、私自身は出馬しないということを明確に申し上げたいと」
会見で山口代表はこのように話し、9月28日に開く党大会をもって退任する考えを明らかにしました。
代表選は今月18日に告示されますが、関係者によると、石井幹事長が立候補する方向で検討しているということです。
公明党は結党以来、複数の候補者が立ったことがなく、事実上、18日に新しい代表が決まり、28日の党大会で承認される見通しです。
Q.なぜ、このタイミングで退任を決めたのでしょうか。政治部・島本記者に聞きます。
山口代表退任の背景には自民党や立憲民主党がトップを交代させ刷新感を出そうとするなか、公明党が埋没してしまうことへの危機感があります。
現在8期目で、15年にわたり代表を務めてきた山口代表ですが、これまでも世代交代を進める必要があるとして、退任の時期を探ってきました。ただ、2022年の参院選で比例代表の得票が伸び悩んだことなどもあって、公明党は知名度の高い山口代表を「選挙の顔」に据え続けていたという事情があります。
今回も早期の解散・総選挙への懸念から、山口氏を当面続投させた方が良いとの意見が根強くありましたが、同じ時期に自民党総裁選や立憲民主党の代表選が行われることも踏まえ、山口代表はきょう、「齢70を超え、私としては次の世代にバトンを譲るべきであると決断をした」と心の内を明かしました。
新体制となる公明党ですが、自民党の派閥の裏金事件で政治不信が広がる中、公明党には与党の一角として政治改革の議論をリードしていくことが求められます。
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