地域の人たちに線状降水帯について知ってもらい防災意識を高めてもらおうと専門家を招いた講演会が高知県土佐市で開かれました。

この防災講演会は防災について取り組む土佐市の団体が開き、高知大学で気象について研究する村田文絵(むらた・ふみえ)准教授が講師を務めました。

講演では線状降水帯の発生メカニズムなどが解説されたほか、市の職員が風水害が発生した時の対応などについて説明し、参加者はメモを取るなどして防災への理解を深めていました。

■参加者
「線状降水帯というのは最近聞くようなものだったのでちょっと危機感が足りなかったところがあったんですけど、台風に目が行きがちなところを意識を変えて準備もしなければいけないかなと思う講演になりました」

11月には土佐市の小学校で避難訓練が予定されています。