「知事から『徹底的に調べて』と」 かつての“最側近”の証言

証人尋問には知事のかつての“最側近”、片山安孝元副知事も出頭。一連の「告発者捜し」について、こう証言しました。

兵庫県 元副知事 片山安孝氏
「誰が(文書を)出したのか、どういう目的で出したのか、知事から『徹底的に調べて』と言われた記憶ある

告発文書に名前が挙がっている片山氏自身が知事の指示のもとで行った「告発者捜し」、問題はなかったのでしょうか。

百条委員会の委員
「告発文に書いてある当事者の人が文書を作成した人を捜すというのは告発を握りつぶそうとしていると感じられるが、そういう考えはないですか」
兵庫県 斎藤元彦 知事
そういう認識はない、告発というよりも誹謗中傷性の高い文書を作成したということ」

今回の尋問では知事と職員らで証言に食い違いがあることが浮き彫りになりました。

百条委員会の委員
「4月上旬、人事課から元県民局長の処分は『公益通報(の結果)を待ってから処分すべき』と進言受けていますよね」
兵庫県 斎藤元彦 知事
「私の認識はそれを受けたことはないです。ないと記憶している。公益通報を待ってからやるべきだという進言を受けた記憶はないです」

また、片山氏は「職員が第三者による調査を知事に進言した」と証言しましたが…

百条委員会の委員
「第三者委員会で調査すべきと進言された記憶は本当にないのか」
兵庫県 斎藤元彦 知事
すべきだと進言された記憶はないですね」

百条委員会の委員らは証言に食い違いがある点について「引き続き調査して明らかにしていく」としています。

百条委員会の委員
「トップとして道義的責任を感じているか、感じていないか」
兵庫県 斎藤元彦 知事
道義的責任が何かがわからないので明確にコメントできないが、いまの県政の状況を招いていることは県民に深くお詫びしたい」
百条委員会の委員
「道義的責任を感じているか、感じていないか、お答えいただけない?」
兵庫県 斎藤元彦 知事
道義的責任が何かがわからない

県議会最大会派の自民党は来週木曜(12日)、知事に辞職を申し入れることを決定。全会派に賛同を呼びかけています。