温暖な気候を利用して、ミカンを栽培している福島県広野町で、町民に親しまれているミカン畑をPRしようと、案内板が設置されました。

広野町役場近くにある「みかんの丘」は、町が管理している3000平方メートルのミカン畑で、高台から海を臨むこともできます。この「みかんの丘」をPRするため、町は案内板を設置し、6日にお披露目されました。

案内板には、広野町がミカンの栽培に適した温暖な気候であることなどが説明されています。

広野町・遠藤智町長「ぜひ多くの皆様にご来訪いただき、このみかんの丘から高倉山・五社山から拝観をしていただきたいと願っています」

町でミカンの栽培が始まったのは、およそ40年前のことで、それ以降「みかんの丘」では、冬に子どもたちが収穫体験をするなど、親しまれてきました。町では「みかんの丘」を中心に、町内の山をめぐる散策ルートなどを提案していて、新たな観光スポットになればと期待を寄せています。