新潟市の動物愛護センター(中央区)で、保護ネコが急増しています。
受け入れがひっ迫しているため、市では里親を募集する一方で、飼い主には適切な飼育を呼びかけています。

【新潟市動物愛護センター 笹川元主幹】
「現在、新潟市動物愛護センターで保護しているネコは例年の約2倍になっている。今後さらに保護される子ネコが増える見通しです」
8月末の時点で新潟市動物愛護センターでは、例年のおよそ2倍にあたる67匹のネコを保護しています。50人態勢の一般ボランティアで子ネコの預かりなどを行っていますが、それでも足りない状況だということです。

市の統計では、保護ネコを収容した数はここ5年間で徐々に減少していましたが、2024年度はすでにトータルで240匹となり、2023年度を上回る見込みです。

【新潟市動物愛護センター 笹川元主幹】
「これは、ネコが増えたというより、“多頭飼育崩壊”というような人の問題。潜在的な問題が表面化したということが多数あった」














